世界中のV.I.Pに選ばれる V.I.P御用達コスメ&アイテム
ここではシェービングブラシの材質や毛のランクについてお話します。
シェービングブラシの毛は大きく3種類に分かれます。
・アナグマ
・豚毛
・馬毛と豚の混毛
全て動物の毛で出来ているんです。
それではもう少し詳しくお話しましょう。
■アナグマの毛(badger)
シェービングブラシの中でもっとも良質とされている動物の毛です。
アナグマは漢字で穴熊と書き、文字通り穴を掘って生活をしている動物です。
アナグマは寒冷地に生息しているため、毛先一本一本まで十分な脂分が浸透しており、水に濡れても自分の体温を守れるように、水分をはじく作用があります。
また、土を常に掘っているので毛先が自然に擦れて細くなっています。ブラシで良く使われている部分は、主におなかの毛(シルバーチップ)になります。
脂分を豊富に含んでいるアナグマブラシは、他のブラシに比べて毛自体がまとまる性質がなく一本一本独立していますので、頑固な太いヒゲも立ち上がりやすく、シェービングし易い環境に整えてくれる作用もあります。
そのことによりシェービングの際、このような効果があります。
○泡立ち
泡立ちが良くきめ細かい泡が顔の上に出来上がる。
きめ細かい泡がお肌とカミソリの潤滑剤になり、心地よいシェービングが出来るようになります。
○肌荒れ防止とマッサージ効果
ブラッシングによりマッサージ効果が生まれ、お肌の新陳代謝を活発にし肌荒れを防止して、出血しにくくなるというメリットもあります。
○クレンジング作用
細い毛先が毛穴の奥まで入り洗顔では落ちにくい毛穴汚れもかき出すことが出来ます。
○摩擦を軽減
細いブラシの毛先が水分を肌の奥にあるヒゲにも与え、内側からヒゲをふやかし剃るときの摩擦を弱めてくれます。
このようにシェービングブラシには、お顔剃りをする上で欠かせない効果や作用がたくさんあるのです。
【ブラシのお手入れ方法】
せっかく購入したシェービングブラシでもお手入れ方法が間違っていては、すぐに悪くなってしまいます。
ご使用後は、水洗いをし風通しの良い所で必ず、ブラシ部分を下にしてシェービングスタンドやそれに変わるものに掛けて乾かして下さい。
この「ブラシ部分を下にして」というのがポイントです!ブラシの付け根は接着剤で付いていますが、そこにいつまでも水分が残っているとブラシが悪くなりやすいんです!このようにシェービングスタンドを使うと便利です。
【ブラシの耐久年数】
シェービングブラシの耐用年数はご使用回数によっても変わりますが、5年から7年が平均と言われております。
【肌に馴染んでいくシェービングブラシ】
正直初めてシェービングブラシを使われる方は、毛が硬いかな?と思われるかもしれません。
と言うのも、シェービングブラシは使えば使うほど肌に馴染んでいくのです!
はじめは硬く感じるブラシも使い続ければ余分な脂分が抜けやわらかくなって行きます。
使いたてのブラシは身体を洗う時に使用したりして馴染ませると使いやすくなりますよ♪
■豚毛(bristle)
豚毛は毛が太くまた水に濡れると毛同士が固まる毛質になります。泡立てた泡を置くように塗るという行為に適しています。シェービングカップの中で十分にブラシを使い泡立て、その泡を塗るようにしてあげると心地よいシェービングのサポート役になります。穴熊毛とは違う感覚が味わえるブラシです。
【アナグマの毛のランクについて】
同じアナグマの毛でも取れる部位によって呼び方とランクがあります。
(メーカーによっても若干異なります。)
最高級シェービングブラシの毛 呼び名 シルバーチップ ランク ★★★★★ 毛の部位 アナグマの腹の部分の毛 アナグマのお腹の部分の毛は常に地面に接しているため、こすれて繊細な毛になります。その為大変柔かくシェービングブラシとしては最高の品質になります。シルバーチップはアナグマから取れる量が大変少ないため、グレイアナグマの毛(下記参照)に比べて大変高価なものになっています。
ベストバジャー(グレイアナグマ)の毛シェービングブラシに適したアナグマの毛 呼び名 ランク ★★★ 毛の部位 アナグマの腹付近の部分の毛です シルバーチップよりは毛は堅めではありますが、シェービングブラシとして適している毛になります。
ピュアバジャー アナグマの背中と脇の毛です 豚毛 ブリステル(bristle) 豚の毛しっかりしたアナグマの毛は質感を愉しむ 呼び名 ランク ★★ 毛の部位 毛の色は天候に影響されるため変化しグレイになります。また毛の質も太く弾力のある丈夫な毛になっています。 しっかりしたアナグマの毛は質感を愉しむ 呼び名 ランク ★ 毛の部位 豚毛は毛が太くまた水に濡れると毛同士が固まる毛質になります。泡立てた泡を置くように塗るという行為に適しています。シェービングカップの中で十分にブラシを使い泡立て、その泡を塗るようにしてあげると心地よいシェービングのサポート役になります。穴熊毛とは違う感覚が味わえるブラシです。
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