男の顔磨き
デキる男のシェービングの嗜み
正しいシェービングは印象力も変える
私は普段
【V・I・P御用達理容室・ヘアサロン大野グループ】の
東京エリア・青山の店舗BARBERING METHOD店で働いています。
一流のビジネス街ということもあり、朝や夕刻などのビジネスシーンの合間に、
お顔剃りだけというお客様も多く、提供するシェービングメニューも4000円~7000円(+TAX)を頂いており、こだわったシェービングをご提供しております。
シェービングは一流のビジネスマンにとって、商談や交渉、営業などを勝利に導いてくれる大切な身嗜み造りです。
また、シェービングは日頃の積み重ねであり、間違ったシェービングやお肌に負荷のかかるシェービングを行っていると、年齢を重ねているたびに「見た目年齢」に大きく差が出ます。
部長や役員になって、これから「会社の顔」となるときに、お肌はボロボロ、皮膚はたるんでいる・・・。
こんなことにならないように、正しいプロセスでシェービングを行うことがとても大切です。
このページでは、過去に嬉しいことにお声を頂き、都内の有名百貨店などで「シェービングレクチャー」となる顔剃りの講習会で講師をさせて頂いた内容を含め、
皆様へ「勝てる顔に磨き上げるシェービング」をお伝えいたします。
1・シェーバーではなく、「剃刀」で行う
2・髭剃り時のお肌への負担をなくす
3・必ず「順剃り」を行う
4・意外と大切・剃った後の洗顔
5・髭剃り後の潤いケア
6・寝る前のスキンケアも忘れずに
1・シェーバーではなく、「剃刀」で行う
実は「電気シェーバー派」の方よりも「剃刀派」の方のほうが、お肌の肌質が(特に年齢を重ねた時に)良くなるのです。
えっ!!と思いますが、
コレッ・・・お客様も本当にいいリアクションをされます
電気シェーバーは、刃とお肌の間に金属板がありますので、お肌の古い細胞である「角質」を取ることができません。
ポイントは「髭剃りをしながらお肌の新陳代謝を良くすること」です。
通常お肌というのは、約28日周期で新しい細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」という再生機能を持っています。しかし、この「ターンオーバー」という機能はなんと20代をピークにどんどん低下し、28日以上かかるようになります。
つまり、年齢と共に、どんどん新しい細胞が作られるのが遅くなるのです。
その為に、シェービングは「角質」まで除去し、新陳代謝=ターンオーバー機能を向上できる「剃刀」を使うようにしましょう。
剃刀で剃り続けることで、しっかりとお肌の新陳代謝が促進され、乾燥やダメージへの耐性も強くなりますし、修復力も早い。 さらに、新陳代謝が良い肌細胞の方が見た目の明るさや透明感、触った際の滑らかさや弾力も違います。
2・髭剃り時のお肌への負担をなくす
剃刀を使って剃っていくのは良いのですが、いきなり剃るのは危険です。
特に髭の濃い人ほど、「剃る」という行為に対して髭が抵抗をしてきます。
その抵抗に対して剃ろうとすると「剃る力」を余計に入れなくてはいけないので、お肌を傷つけやすくなります。そのために、お髭の抵抗力を弱めることが大切です。
・髭を柔らかくする
・プレシェービンググッズを塗って剃る
代表的なのは温かく蒸したタオルを顔に当てて、髭を柔らかくする方法がオススメです。
濡らして絞ったタオルを、小さいポリ袋やサランラップで密封して、電子レンジで温めると簡単にできます。
(ちなみにですが、お風呂に入っている時だと蒸気などで髭が柔らかくなりますが、髭は夜よりも朝に剃った方が良いため、あまりオススメできません。)
もうひとつの方法は、プレシェービンググッズを使用してシェービングを行う方法です。これらの目的は、剃刀の滑りをよくすることで、弱い力でも濃い髭をスムーズに剃ることができます。
「プレシェーブオイル」「シェービングクリーム」などがあります。
※絶対に「空剃り」「水剃り」はやめましょう。
※「水剃り」・・・水をつけて髭を剃ること。水でも剃刀の抵抗は強いのでお肌を傷つける。
「プレシェーブオイル」や「シェービングクリーム」には様々なモノがありますので、色々試してみましょう。
3・必ず「順剃り」を行う
髭剃りをする時の注意点として、髭の流れに沿って剃刀を運行する「順剃り」で剃るようにしましょう。
髭に限らずですが、人は赤ちゃんの時から大人になるにつれて、細胞分裂を起こしていく流れがあり、その成長の流れに沿って毛穴の流れが向いていくようです。
まずは 鏡を見て、髭のはえている流れを見てください。
(髭の流れに反して剃刀を運行する「逆剃り」は、剃り上がりがツルツルになりますが、お肌への負担がとても大きく、私はあまりお勧めしません。)
お肌に負担の少ない、順剃りで剃りましょう。
4・意外と大切・剃った後の洗顔
剃った後に意外と大切なことがあります。
それは洗顔です。
ただしこの時は水で洗う「すずぎ洗顔」のことです。
髭剃り後は、剃る際につけたシェービングのクリームや角質(古い細胞)をしっかり洗い流して、お肌を清潔にしておく必要があります。
このすすぎ洗いをしないと、シェービングクリームが残留してかゆみや乾燥の原因となったり、最後につけるアフターシェーブローションなどがお肌に浸透しにくくなります。
たっぷりの水で、優しくお肌を洗ってください。
5・髭剃り後の潤いケア
そして、お顔剃り後の潤いケアをしましょう。
実は、ここでのスキンケアが非常に重要です。
通常お肌には化粧水などが浸透しづらいモノです。 お肌には何層も細胞が重なり合っていて、真皮層までなかなか達することがありません。
しかし、剃刀で髭剃りをした時というのは、温かいタオルで細胞が開き、角質が除去され層が薄くなっていて、お肌表面のお髭もなくなっていることで化粧水などが一番浸透しやすい瞬間です。
普段の髭剃りで痛い思いをしない為には、お肌の質を高めることもとても大切です。
髭剃り後の化粧品は、高価でも効果のあるものを選んで使うと、肌質が改善され、日々の髭剃りがさらに快適になります。だからこそ、しっかりとした良いモノを使いましょう。
6・寝る前のスキンケアも忘れずに
そして、最後にお伝えするのは、髭剃り時ではありませんが、お休み前のスキンケアをする事で、お肌の質=抵抗力を上げていきます。
睡眠時というのは、身体がたくさん汗をかきます。
身体は生命維持に不要な部分から水分を奪います。特に夏場と冬場は外気・室内共に乾燥しやすくなりますので、寝ている間に肌が非常に乾燥しやすくなります。
また、お肌は 夜の睡眠時がゴールデンタイムと言われ、この時間の質でお肌が美しくなると言われています。 この時間に水分が奪われていくのは致命傷です。
具体的に行うことは、水分補給と壁を作ってあげることです。
お風呂上りに行うとより効果的です。
まとめ~勝てるお顔の印象力を~
最後までご覧いただきありがとうございました。
男性ならではのシェービングは、毎日のことということもあり、めんどくさかったり、大変なことではありますが、女性が毎日お化粧をすることと同じように、きちんと毎日正しいプロセスで行えば、ビジネスやプライベートシーンで必ず勝利を引き寄せるお顔に磨き上げることができます。
ヘアサロン大野グループでは、理容学校の教科書の模範となっていることも含めて、お客様へこだわりのシェービングを今後も提供してまいります。
1・シェーバーではなく、「剃刀」で行う
2・髭剃り時のお肌への負担をなくす
3・必ず「順剃り」を行う
4・意外と大切・剃った後の洗顔
5・髭剃り後の潤いケア
6・寝る前のスキンケアも忘れずに
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